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カビ対策のおすすめ除湿機は使用時期と場所での機種選択が重要

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 カビ対策に非常に高い効果を持つ除湿機ですが、除湿方式の違いから梅雨や夏場の除湿に優れたコンプレッサー式と冬季の除湿に優れたデシカント式。両方の機能を備えたハイブリット式の機種が市販されています。主に衣類の部屋干しの為に使用する場合と、結露によるカビ対策による除湿など用途や使用時期応じた機種選択を行うことが高い効果を得ることができます。

・除湿機の除湿方式

・コンプレッサー方式

 コンプレッサーにより内部の冷却機で湿った空気を結露させることで水を抽出して除湿を行う。
・メリット
 ・高温環境下で除湿能力が大きく、夏や梅雨などの時期に強い。
 ・適用範囲が木造10畳(鉄筋20畳)を超える大容量製品が広く市販されている。
 ・電気代がデシカント方式と比較して安い。
 ・使用時の室温上昇が小さい。

・デメリット
 ・製品が大きく重量がある。
 ・運転時の音が煩い(振動音がある)。
 ・低温環境下で著しく除湿能力が低下する。


・デシカント方式(ゼオライト方式)

 乾燥材を使用して水分を吸着させ、ヒーターと熱交換器により水を抽出して除湿を行う。
・メリット
 ・温度に関係なく低温環境下でも安定した除湿能力があり、一年を通じ使用できる。コンプレッサー方式と比べ冬季に強い。
 ・製品重量が軽く移動させることが容易に出来る。
 ・運転中の音がコンプレッサー方式と比べて静か。
・デメリット
 ・電気代がコンプレッサー方式と比較して高い。
 ・使用時の室温上昇が大きい
 ・適用範囲が木造10畳(鉄筋20畳)を超える大容量製品が市販されいない。

・ハイブリット方式

 コンプレッサー方式とデシカント方式の両方式で除湿を行う。夏等の温度が高い時はコンプレッサー方式、冬場はデシカント方式で除湿を行い通年通じで効率の良い除湿を行う。
・メリット
 ・1台で通年を通じて効率の良い除湿をすることが出来る。

・デメリット
 ・製品が大きく重量がある。
 ・製品価格がかなり高額。

・ペルチェ方式

 ペルチェ素子を利用して、空気を冷却して結露させて除湿を行う。ペルチェ方式は、ミニ除湿機として市販されています。
・メリット
 ・コンパクトでミニ除湿機として場所をとらない。
 ・運転動作音が非常に静か。
 ・電気代が非常に安い。
 ・本多価格が安い。

・デメリット
 ・除湿能力が小さい。
 ・低温環境下で著しく除湿能力が低下する。

・除湿方式の違いによる除湿能力

  除湿方式(コンプレッサー、デシカント、ハイブリット)の違いによる除湿能力(除湿量)と室温の違いによる変化です。室温30℃での各値を100%とした時の変化です。

除湿量(湿度85%)

除湿方式 10℃ 20℃ 30℃
コンプレッサー 43% 76% 100%
デシカント 98% 104% 100%
ハイブリット 58% 74%  100%

電気代・使用電力量

除湿方式 10℃ 20℃ 30℃
コンプレッサー 72% 84% 100%
デシカント 99% 99% 100%
ハイブリット 192% 96%  100%

除湿効率(除湿量/使用電力量)

除湿方式 10℃ 20℃ 30℃
コンプレッサー 60% 92% 100%
デシカント 100% 100% 100%
ハイブリット 29% 76%  100%
参考ページ(外部リンク):
北海道立消費生活センター >「方式の違いで電気代に大差 〜除湿機の方式別性能〜」
http://www.do-syouhi-c.jp/test/kira92jyosituki.pdf


・使用時期と使用目的のおすすめ除湿機

・使用場所

・リビング等の広い部屋(木造10畳以上)の除湿

 デシカント方式に広い部屋に対応していないため、コンプレッサー方式の除湿機。
 デシカント方式ではサーキュレーターと併用するなどの除湿に工夫が必要。

・クローゼット、押入れ等の狭い空間の除湿

 設置や移動が容易な軽量のデシカント方式の除湿機。ペルチェ方式の除湿機。
 詳しくは、新築のカビ原因と対策方法>カビ対策のおすすめ除湿機は使用時期と場所での機種選択が重要
 >押入れ除湿機におすすめのペルチェ式除湿機

・使用時期と使用目的

・冬季の結露/カビ対策
 リビング等の広い部屋の(10畳以上)では冬モードがあるコンプレッサー方式の除湿機。
 狭い部屋の(10畳以下)であればデシカント方式の除湿機。

・梅雨のカビ対策
 コンプレッサー方式の除湿機。

・衣類乾燥
 夏期:コンプレッサー方式の除湿機。
 冬季:デシカント方式の除湿機。物干し場等の狭い部屋であればヒーターが搭載されたコンプレッサー方式の除湿機。

・空気清浄機能
 通年通じての使用を考えた時、重いも花粉症などがある場合には花粉等を除去するフィルターを搭載したものや、空気清浄機能を搭載した除湿機。

・その他

 ハイブリット方式の除湿機では、機器代が高額であることに目を瞑れば押入れ等の非常に狭い空間。頻繁に移動させる使用以外であれば様々な用途で活躍します。


・広い部屋や複数の部屋を通年通じて除湿におすすめな機種

 ・三菱のコンプレッサー除湿機ハイパワータイプ「MJ-P180NX サラリ」 18L/日(冬モード搭載) 運転可能温度1〜40℃
 ・コロナのコンプレッサー除湿機「CD-H1818」 18L/日(冬モード搭載) 運転可能温度5〜40℃
 ・パナソニックのハイブリット方式 衣類乾燥除湿機「F-YHRX200」 17L/日、ナノイーX搭載  1〜40℃

・冬にコンプレッサー方式の除湿機を活用する方法

・冬のコンプレッサー除湿機の選択

 冬(低温環境下)の除湿に弱いコンプレッサー除湿機ですが、製品により除湿出来る最低温度(1℃〜5℃など)に差があります。
 特に三菱のコンプレッサー除湿機ハイパワータイプ「MJ-P180NX サラリ」では、除湿能力は低下するものの室温1℃以上から除湿することが可能なため、コンプレッサー方式でありながらも冬に活躍することができます。
 また、コンプレッサー除湿機でもヒーターが付いた機種では、物干し場等の狭い空間では自ら温度を上げることで継続して除湿することができます。
 詳しくは、新築のカビ原因と対策方法>カビ対策のおすすめ除湿機は使用時期と場所での機種選択が重要
 >コロナ除湿機と三菱除湿機の冬モードの違い

・冬にコンプレッサー除湿機を活用するポイント

 冬の湿度は、暖房器具で暖められた室温が低下する時に空気中の水分が飽和することで相対湿度が大きく上昇します。
 除湿能力が大きい機種であれば室温が高い状態から低下する過程でも多くの除湿を行うことができるため、冬季でも活躍することができます。
 暖房器具を使用している。または、停止直後から除湿機を強や冬モードで動かすことで、冬季でも効率よく除湿することができます。
 暖房器具がない物干し場など狭い空間では、ヒーター機能が付いたコンプレッサー除湿機を使用することで冬季でも継続して除湿をすることが出来ます。
・三菱のコンプレッサー除湿機「MJ-P180NX サラリ」
 ハイパワーにより室温が高い状態から低下するまでの間に急速に除湿を行います。また、低温になっても除湿能能力は低下しても冬モードにより継続して除湿を行います。
・コロナのコンプレッサー除湿機「CD-H1013」
 コロナのコンプレッサー除湿機「CD-H1818」の旧モデルの小型版(木造13畳、運転可能温度は5〜40℃)。
 ヒーター付きの冬モード搭載のため狭い空間(物干し場約4畳)で、自ら温度を上げることで除湿を行います。

次ページへ:コロナ除湿機と三菱除湿機の冬モードの違い
 

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