ハウスメーカーの営業担当者は、どこも皆非常に積極的です。その中でどこのハウスメーカーに話を進めるのかを決める主な方法です。価値観や拘りにより自ずとハウスメーカーの決めるために重視することが変わってきます。
多くの友人から話を聞くと、みな其々の基準で依頼するハウスメーカーを決めていました。投じる予算や理想とする家の形。家族構成、皆異なるため正解というのはないのかも知れません。しかし、その中でも自分が聞いてなるほどと感じた決め方です。
・営業担当者の感触のみで決めた方法
単純に担当営業と話した感触のみで決める方法です。数十回にも渡る打合せ、様々な相談を行うことを見越して、話し易さと相手の人間性を重視します。
その友人が依頼したハウスメーカーを知らずに住宅展示場に行きましたが、確かに同じ営業担当者に相談するならこのハウスメーカーの人がが良いという印象を受けました。
・メリット
自分がしっかりと話せる営業担当であるため、相談等が行いやすくより希望に近い住宅を建てることが出来ます。
・デメリット
購入後の保証については、担当者では対応できないため長期保証が確保される大手住宅メーカーに限られます。
価格面を二の次にして住宅メーカーを選ぶため、料金が高目の業者になりやすくなります。
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ハウスメーカーの営業担当者で決める方法 →
・モデルハウスの雰囲気で決める方法 モデルハウスに入り、自分の描く家と最も近い感触を感じた住宅メーカーにします。
・メリット
自分のイメージを営業担当者に伝え易いです。
・デメリット
他の住宅メーカーのモデルハウスが自分の理想から外れたものに見え、住宅メーカーの変更を考えることが難しくなります。
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モデルハウスで決める方法 →
・大手の中でも割安と思う情報で決める方法 大手と言えども、広告宣伝費等に投じる費用は時期により異なります。
大手のハウスメーカーの中でも大々的に宣伝しているメーカーを避けて選ぶ方法です。
・メリット
お金を広告費を使っている分、割高である。または、実際は安く建築している。という、他社の説明に合理性を感じて納得することが出来ます。
・デメリット
他社からの説明を聞くとなんとなく納得する点も感じますが、どこまで本当が疑問が残ります。
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割安な大手ハウスメーカーで決める方法 →
・中堅ハウスメーカーをあえて選ぶ方法 下請への丸投げを減らすため、あえてある程度自社で建築まで行う会社を選ぶ方法です。
・メリット
宣伝費の削減や、利益を先にとって下請けに丸投げする。ということが少なく、建設費の多くが実際の建物建築に充てられる気がします。
・デメリット
将来、倒産等があった場合に保証等が受けられない可能性が残る。
大手に比べて、提案力が弱い。という懸念を持つ人がいる。
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中堅住宅メーカーで決める方法 →
・ローコスト住宅メーカーを選ぶ方法
予算が限られる中、安価に家を建てたい時にはローコスト住宅を売りにしたハウスメーカーを選ぶ方法です。
・メリット
価格を抑えた建築プランが予め用意されているため、価格を抑えた見積もり作成が比較的スムーズに進みます。
・デメリット
ローコストといっても最低限かかる費用に大差はなく、チラシ等で魅力的な表示の低価格では現実的に建築は難しいです。
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ローコスト住宅メーカーを選ぶ方法 →
・近所の評判と実績を元に決める 地元の工務店等で、近隣の実際に建築実績のある会社を選ぶ方法です。
・メリット
同じ町内。共通の知人等の繋がりがあることも多く、変な仕事はしないだろうという安心感があります。
・デメリット
中小企業であるため、10年・20年の期間で見ると廃業している懸念があります。
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地元の建築業者や工務店で決める方法 →
・建築現場を見て決める 通勤途上や家や、会社の近所等で建築の諸段階から終わりまで見たことがる業者を選ぶ方法です。実際に作業する現場の状況(ゴミの散乱がないか等)、作業員の態度から感じる印象を重視します。
私の場合は、最終的な決め手は建築現場を見たことによるものでした。
・メリット
実際に作業する人を信頼して頼むため、良い仕事をするか、悪い仕事をするかは自分の目にかかっています。
・デメリット
素人目のため、技術的なことが判るわけではないため、人間性に依存してしまいます。
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建築現場を見て決める方法 →
・ハウスメーカーを決めた流れ
ハウスメーカーを決めるまでに行った主な情報集めと情報と選び方を元に自分が住宅メーカーを選んだ時の作業の流れとその時に感じたことです。
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ハウスメーカーを決めた流れ
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